植物図鑑
ミナ ロバータ
サツマイモ属
ミナ ロバータ
学名:
Ipomoea lobata
〔基本情報〕
つる性の多年草ですが、寒さに弱いので日本では一年草として扱います。
茎は5mほどまで長く伸びます。
葉は互生し3裂することが多いですが、まれに分裂せず単葉となります。
葉腋から出る総状花序に、一方向に偏って花をつけ、花序の基部から咲きはじめます。
花は壺形、蕾と咲きはじめは赤色で、咲き進むにつれオレンジ、黄色、白色と変化するので、花穂全体がグラデーションとなります。
雄しべと雌しべは長く花の外に突き出します。
果実は蒴果です。
〔栽培〕
増殖は実生によります。
種子は気温が低いと発芽しないため、20度以上に上がる5月以降に播きます。
発芽後、本葉が3~4枚出たら定植します。
日当たりと水はけ、風通しがよく有機質に富んだ土壌を好みます。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は降雨にまかせます。
肥料は緩効性肥料を定期的に置き肥します。
病虫害としてはアブラムシ、ハダニがあります。
〔備考〕
旧分類の学名の読み方が流通名になっています。
名前
ミナ ロバータ、ホザキアサガオ(穂咲朝顔)、fire vine、firecracker vine、Spanish flag
生活型
つる性草本
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
5月、6月
花咲く季節
9月、10月、11月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
メキシコ~ブラジル
形状
つる
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)、分裂葉
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
花の色
赤、橙、黄、黄白、白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性、耐強光性、非耐寒性
用途適性
鉢植、壁面緑化
ハーディネスゾーン
病害
虫害
アブラムシ、ハダニ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
38183
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