アルテルナンテラ ポリゲンス

ツルノゲイトウ属 アルテルナンテラ ポリゲンス
学名： Alternanthera porrigens

〔基本情報〕
高さ0.6～1mほどになる常緑多年草または亜低木。
寒冷地では落葉します。
葉は対生する単葉で、卵形～楕円形となり、全縁です。
花は茎先や葉腋に密に集まってつき、花被片は5枚あり、赤紫色です。
果実は胞果です。

〔栽培〕
増殖は挿芽によります。
温暖な気候に適しますが、霜が降りない地域であれば戸外越冬可能です。
寒さで落葉しても、凍結しなければ春に芽吹きます。
寒冷地では鉢植えにして、冬は室内に取り込みます。
日当たりと水はけのよい場所を好みます。
日当たりが悪いと間延びし、花つきも悪くなります。
また、日が短くなると咲く短日性植物のため、夜も明るい場所では花が咲きにくいです。
水やりは鉢植えの場合は土が乾いてからたっぷり与え、地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は控えめがよく、地植えの場合は特に必要ありません。
鉢植えの場合は、初夏～秋に月に1回の置き肥か週に1回、液肥を与えます。
初夏から夏にかけて切り戻しをすると、夏場の過湿を防ぐとともに、花数も増やせます。
開花後に大きく切り戻して、地植えの場合は株元に霜よけのマルチをします。
病虫害は特にありません。