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植物図鑑

スプレー菊

キク属 スプレー菊
学名: Chrysanthemum morifolium

〔基本情報〕キクの園芸品種群で、多年草です。
茎の上部から複数の側枝が伸びます。
葉は互生する単葉で、羽状に切れ込みがあるものが多いです。
枝の先に多数の花をつけるのが特徴で、花は径3~6㎝ほどです。
ポンポン咲きやアネモネ咲き、スパイダー咲き、丁字咲きなど多くの花形があり、花色も豊富です。
仏花などでの需要があります。

〔来歴〕1940年代にアメリカでうまれ、その後ヨーロッパを経て、日本には1974年に愛知県豊川市にはじめて導入されました。

〔栽培〕日当たりと水はけのよい弱酸性~中性で肥沃な場所を好みます。
肥料はリン酸分を多めにすると花がよくつきます。
日当たりが悪かったり肥料が足りないと花つきが悪くなります。
乾燥を嫌うので、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。ただし、土壌水分が多すぎると根腐れをおこすので注意が必要です。
日長が13時間以下になると花芽が分化し、半月ほどで蕾ができます。そのため自然に栽培している場合、秋咲きとなります。
増殖は挿し芽や芽分けによります。
病虫害としてはうどんこ病、灰色かび病、アブラムシ、ヨトウムシ、ハダニなどがあります。

〔備考〕スプレー(spray)状に枝が出て多数の花を咲かせることが名の由来です。

名前
スプレー菊、スプレーマム、spray mum、florist's chrysanthemums spray types
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、5月、9月、10月
花咲く季節
10月、11月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
形状
草丈・樹高
葉の形
分裂葉
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
白、黄、桃、赤、緑、紫、橙、その他
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
挿芽
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、花壇、切花、コンテナ、ベランダ
ハーディネスゾーン
病害
うどんこ病、灰色かび病
虫害
アブラムシ、ヨトウムシ、ハダニ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
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