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植物図鑑

マルバアサガオ

サツマイモ属 マルバアサガオ
学名: Ipomoea purpurea

〔基本情報〕
つる性の一年草。
つるは左巻きで、よく枝分かれしながら2~3mほどに伸びて、他のものに絡みつきます。
つるには下向きの毛が多くはえます。
葉は互生する単葉で、長さ3~10cmのハート形で、先が急に尖ります。
葉の表面は葉脈に沿って縮緬状に凹み、葉の縁は全縁です。
花は葉腋に5~8個ずつつき、径5~8cmの漏斗形です。
花色はおもに紅紫色ですが白色や濃い紫色などもあります。
果実は扁球形で下を向きます。

〔来歴〕
1705年頃に観賞用に渡来し、暖地を中心に帰化しています。

〔栽培〕
増殖は実生によります。
日当たりと水はけがよく有機質に富んだ土壌を好みます。
種子は気温が低いと発芽しないため、20度以上に上がる5~6月に播きます。
種子は皮がかたいため、表面にカッターなどで少し傷をつけ、一昼夜水につけると双葉が開きやすくなります。
このとき、あまり深い傷をつけないように、また、ヘソとよばれる白い部分は傷つけないように注意します。
発芽までは乾かないよう水を与えます。
発芽後、本葉が3~4枚出たら定植します。
土の表面が乾いたら水を与えますが、真夏は気温が上がらない朝夕に行ないます。
肥料は元肥のほかに、定植後に薄めた液体肥料を週に1回ほど与えます。
病虫害としてはアブラムシがあります。

名前
マルバアサガオ(丸葉朝顔)、common morning-glory、tall morning-glory、purple morning glory
生活型
つる性草本
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
5月、6月
花咲く季節
7月、8月、9月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
メキシコ~中央アメリカ
形状
つる
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
紫、白
花径
50〜80
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性、耐強光性
用途適性
壁面緑化
ハーディネスゾーン
病害
虫害
アブラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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