植物図鑑
ヒメタイサンボク
モクレン属
ヒメタイサンボク
学名:
Magnolia virginiana
〔基本情報〕
ときに高さ30m以上になる落葉または常緑低木~高木。
生育環境によって樹姿や性状が変化します。
樹皮は灰色でなめらかです。
葉は互生する単葉で、長さ6~12cm、幅3~5cmの長楕円形で、葉の表面には光沢があり、裏面は白色を帯びます。
葉の縁は全縁です。
花は枝先に上向きに単生し、径8~14cmほどで白色、芳香があります。
6~15枚の花被片がつきます。
果実は長さ3~5cmの長楕円形になる袋果で、熟すと割れて、赤い種子が出ます。
〔利用〕
樹皮や葉、種子が薬用にされます。
〔栽培〕
増殖は実生か挿木によります。
日当たりと水はけがよく、土層が深い肥沃な場所を好みます。
大きく育つため、鉢植えには適さず、十分なスペースが必要です。
成木での移植は困難です。
水やりは降雨にまかせます。
施肥は初夏の開花前、秋、寒肥の3回、緩効性化成肥料を施します。
枝数が少ないため、剪定はせず枝抜き程度としますが、もし剪定を行う場合は、開花後のなるべく早い時期に行なうようにします。
病虫害は比較的少ないですが、カイガラムシ、カミキリムシがあります。
名前
ヒメタイサンボク(姫泰山木)、ウラジロタイサンボク(裏白泰山木)、バージニアモクレン、sweetbay magnolia、merely sweetbay、laurel magnolia、swampbay、swamp magnolia、whitebay、beaver tree
生活型
低木、小高木、高木
常緑・落葉
常緑、落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月
花咲く季節
5月、6月
実のなる季節
9月、10月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
北アメリカ東部
形状
直立、分枝
草丈・樹高
30000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
単生
花弁の数
6、15
花の色
白
花径
80〜140
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
カイガラムシ、カミキリムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
26997
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