植物図鑑
ヒエンソウ
オオヒエンソウ属
ヒエンソウ
学名:
Delphinium ajacis
〔基本情報〕高さ30~90cmになる一年草。
茎は直立し、あまり枝分かれしません。
葉には根出葉と互生する茎葉があります。
根出葉は掌状に3裂して、裂片がさらに細かく裂けます。
根出葉には葉柄があります。
茎先に総状花序をつけます。
花には花弁状にめだつ萼が5個あり、上側の萼では後ろに長い距をもちます。
花弁は花の中央に小さく突出します。
花色は青色、淡い紫色、赤色、桃色、白色などです。
果実は袋果です。
〔栽培〕増殖は実生によります。
種子は高温期には発芽が阻害されるので、残暑を過ぎた9月下旬以降に播きます。
水はけ、水もちがよく通気性のある肥沃な土壌を好みます。
風通しの良い日向で育てます。
冷涼な地域では風通しの良い半日陰で乾燥気味に管理すると夏越しできるものもあります。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は元肥として緩効性化成肥料を施すほか、生育期に追肥を行います。
病虫害としてはうどんこ病や立枯病があります。
名前
ヒエンソウ(飛燕草)、チドリソウ(千鳥草)、doubtful knight's spur、rocket larkspur
生活型
一年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、10月、11月
花咲く季節
5月、6月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
ヨーロッパ南部
形状
草丈・樹高
300〜900mm
葉の形
単葉(不分裂葉)、分裂葉
葉の生え方
互生、根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
花の色
赤、青、紫、桃、白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
実生
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、花壇、切花、公園・庭園、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
うどんこ病、立枯病
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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