植物図鑑
ペラペラヨメナ
ムカシヨモギ属
ペラペラヨメナ
学名:
Erigeron karvinskianus
〔基本情報〕高さ20~40cmになる多年草。
暖地では常緑となります。
茎は基部からよく枝分かれして、マット状に広がり、上部が立ち上がります。
葉は互生し、茎の下部につく葉は3~5裂して、葉柄があります。
茎の上部につく葉は、披針形で、縁は全縁、葉柄はありません。
葉には毛がはえ、灰色がかって見えます。
枝先に径1.5~2cmの頭花を単生させます。
頭花は、舌状花は黄色い筒状花の周りに舌状花が1列つきますが、舌状花の色は咲きはじめは白色で次第に淡い紅色になるため、同じ株に紅白の花が混ざって咲きます。
果実は痩果で、冠毛があります。
〔来歴〕観賞用、緑化用として導入されたものが1949年に京都で、1952年に金沢で帰化が確認され、各地で野生化しています。
〔栽培〕増殖は実生、株分け、挿芽によります。
こぼれダネでもよく増えます。
日当たりと水はけのよい場所であれば土質を選ばすよく育ちます。
環境が合えば放任でもよく育ちます。
水やりは多湿にならないように注意し、鉢植えの場合は土が乾いてからたっぷりと与え、地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は元肥を施せば特に必要ありませんが、鉢植えの場合は春と秋に少量の緩効性肥料を施してもよいです。
育ちすぎて草姿が乱れたら、晩秋に大きく刈り込みます。
病虫害は特にありませんが、多湿になると灰色かび病やうどんこ病が出ることがあります。
名前
ペラペラヨメナ、ペラペラヒメジョオン、メキシコヒナギク、ゲンペイコギク(源平小菊)、Mexican fleabane、Latin American fleabane、Mexican daisy
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、5月、6月、9月、10月、11月
花咲く季節
5月、6月、7月、8月、9月、10月、11月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
メキシコ~パナマ
形状
草丈・樹高
200〜400mm
葉の形
単葉(不分裂葉)、分裂葉
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
頭状花序
花弁の数
花の色
桃、白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、株分け、挿芽
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
グラウンドカバー、ロックガーデン、鉢植、花壇、公園・庭園、屋上緑化、コンテナ、ベランダ、ハンギングバスケット
ハーディネスゾーン
病害
灰色かび病、うどんこ病
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
50868
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