ナナコバナ

Heptacodium属 ナナコバナ
学名： Heptacodium miconioides

〔基本情報〕
原産地では林縁や崖上などでみられる高さ4～9mの落葉低木または小高木。
樹皮は薄くはがれます。
よく枝分かれし、若い枝には稜があり、赤色を帯びます。
葉は対生する単葉で、長さ8～15cm、幅5～9cmの卵形となり、葉の縁は全縁です。
長さ1cmほどの葉柄をもちます。
枝先に長さ5～15cmの円錐状または頭状の花序を出し、多数の小さな花をつけます。
花は白色で、花冠は5裂して、香りがあります。
花後に萼片が紅色の衝羽根状に発達して秋遅くまでめだちます。

〔栽培〕
増殖は実生、挿木によります。
日当たりと水はけのよい場所を好みます。