広島市の公民館で開催されている「花づくり講座」を受講しています。第4回目となる7月の講座では、病害虫対策など夏の作業をいろいろ教わりました。その中から今回は、ペチュニアの手入れについてご紹介します。
写真のペチュニアは、1回目の講座のときに種を蒔いて育てているもの。梅雨の間にぐんぐん成長して、いつの間にか枝があちこちに伸びてしまいました。
たくさん咲かせる切り戻し
わが家のペチュニア、花はきれいに咲いてくれましたが、すき間がすいてなんとなく物足りない感じがします。そこで、必要なのが「切り戻し」の作業。
成長したペチュニアは、葉の脇に小さな芽が出ています。カットするのは、この脇芽の上。元の大きさの3分の1くらいまで切り戻します。「かわいそうに思えるけど、バッサリ切って大丈夫ですからね」という、講師の言葉を思い出しながら、エイッとハサミを入れました。雨の日は、切り口から雑菌が入りやすいので、切り戻しの作業は、天気のよい日を選んで行うとよいそうです。
切った枝は挿し芽に
切り戻した直後は、ちょっぴりかわいそうな姿になりますが、1カ月もすれば、枝が伸びて花が咲き、こんもりと豪華な姿になるのだそうです。だだし、脇芽を残しておかないと枝は伸びないのでご注意くださいね。
カットした枝も挿し芽にできるので、さらに株の数を増やすこともできます。夏の楽しみがまたひとつ増えました。みなさんも思い切りよく切り戻して、ペチュニアをいっぱい咲かせてくださいね。
ペチュニアの花言:「あなたといると心が静まります」「苦労の成果」「苦労の変化」
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