植物図鑑
コデマリ
シモツケ属
コデマリ
学名:
Spiraea cantoniensis
〔基本情報〕
高さ1.5mになる落葉低木。
枝は細く、枝分かれして、しばしば先端がアーチ状に垂れます。
若い枝は暗赤褐色です。
葉は互生する単葉で、長さ1.5~5cm、幅0.6~2cm、菱形状の楕円形~披針形となり、葉の上半分の縁には粗い鋸歯があります。
葉の裏面は白色を帯び、葉脈がめだちます。
葉柄は長さ0.2~1cmです。
短枝の先に半球形の散房花序を出し、白色の5弁花を20個ほどつけます。
雄しべは20本あります。
花序は枝上に並んでつき、株を覆うほど花が咲きます。
果実は袋果です。
〔栽培〕
増殖は株分け、挿木によります。
日当たりと水はけがよい土壌を好みます。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は夏に晴天が続いてひどく乾燥しないかぎりは降雨にまかせます。
施肥は寒肥として有機質の肥料を施すほか、花後にお礼肥として緩効性化成肥料を置き肥します。
花芽は秋にできるので、剪定をする場合は花後のなるべく早い時期におこないます。
病虫害としてはうどんこ病、カイガラムシなどがあります。
名前
コデマリ(小手毬)、スズカケ(鈴懸)、Reeve's spiraea、bridal-wreath spirea
生活型
低木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、10月、11月
花咲く季節
4月、5月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
中国
形状
分枝
草丈・樹高
1500mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
散房花序
花弁の数
5
花の色
白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
挿木、株分け
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性、耐暑性、
用途適性
盆栽、鉢植、生垣、花壇、切花、公園・庭園、苔玉
ハーディネスゾーン
病害
うどんこ病
虫害
カイガラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
12152
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