植物図鑑
クラリンドウ
クサギ属
クラリンドウ
学名:
Clerodendrum wallichii
〔基本情報〕
高さ2~4mになる常緑低木~小高木。
若い枝は4稜または翼があり、無毛です。
枝先がやや垂れます。
葉は対生し、長さ11~18cm、幅2.5~4cmの長楕円形~長楕円状披針形となり、葉の縁は全縁、7~8対の側脈がめだち、表面には光沢があります。
葉柄は長さ1cmほどです。
円錐花序は枝先から垂れ下がり、長さ20~33cmで、まばらに10~20個の花を咲かせます。
花序軸と花柄は4稜または翼があり、無毛です。
花は径3~4cmで白色、花冠は5裂し、雄しべが長く突き出します。
萼は赤~赤紫色です。
果実は径1cmほどの球形の石果で、光沢のある黒色に熟します。
果実のころには萼が厚くなり、星形に開きます。
〔栽培〕
増殖は挿木によります。
霜が降りない地域であれば戸外越冬可能ですが、低温にあうと落葉するので10度以上を保つのが望ましいです。
水はけのよい土壌を好みます。
秋~春は日当たりのよい場所、夏の強い直射日光や乾燥は嫌うので半日陰に置きます。
水やりは春~秋は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、冬は乾かし気味に管理します。
施肥は春~秋に緩効性肥料を置き肥します。
病虫害としてはアブラムシ、カイガラムシ、ハダニがあります。
名前
クラリンドウ、クレロデンドルム ウォリッキー、bridal veil、nodding Clerodendron
生活型
低木、小高木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
10月、11月、12月、1月、2月、3月、4月
実のなる季節
10月、11月、12月、1月、2月、3月、4月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
中国南部(広西チワン族自治区南西部、チベット、雲南省南西部)、バングラデシュ、インド、ミャンマー、ベトナム
形状
草丈・樹高
2000〜4000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
円錐花序
花弁の数
5
花の色
白
花径
30〜40
花序の長さ
200〜330
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
挿木
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
非耐寒性
用途適性
鉢植
ハーディネスゾーン
病害
虫害
アブラムシ、カイガラムシ、ハダニ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
51075
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