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植物図鑑

ヒメキンセンカ

キンセンカ属 ヒメキンセンカ
学名: Calendula arvensis

〔基本情報〕高さ10~50cmの一年草または二年草。
茎や葉にやや粘る軟らかい腺毛が多くはえます。
茎はよく枝分かれし、やや横に這って広がり、稜があります。
葉は互生し、長さ3~8cm、幅1.5~2cmほどの楕円形で全縁~やや鋸歯縁となります。
花茎の先に径1.5~2cmの頭花が1個つき、舌状花は橙黄色、筒状花は明るい黄色です。
総苞片は長さ0.5~1㎝で腺毛がはえます。
花は昼間開いて、夜間は閉じます。
果実は痩果で冠毛はなく、Cの字のように強く曲がり、背側に多くの突起があります。

〔来歴〕日本には1597年に渡来したとされます。

〔栽培〕増殖は実生によります。
栽培は容易です。
日当たりと水はけ、水もちがよい場所を好みます。
日当たりが悪いと花つきが悪くなります。
酸性土壌では育ちが悪く、弱アルカリ性の土壌を好みます。
耐寒性はありますが、霜や雪にあたると葉が傷むので、霜除けをしてもよいです。
水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
施肥は元肥を施しておけばほとんど必要ありません。
種ができると株が疲れるので、開花後の花はこまめに摘むようにします。
病虫害としてはうどんこ病、ヨトウムシ、アブラムシがあります。

名前
ヒメキンセンカ(姫金盞花)、ホンキンセンカ(本金盞花)、キンセンカ(金盞花)、フユザキキンセンカ(冬咲金盞花)、フユシラズ(冬知らず)、field marigold、wild marigold
生活型
一年草、二年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
9月、10月、11月
花咲く季節
10月、11月、12月、1月、2月、3月、4月、5月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
ヨーロッパ
形状
草丈・樹高
100〜500mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁、鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
花径
15〜20
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性
用途適性
グラウンドカバー、花壇、切花、公園・庭園、コンテナ、ベランダ、ハンギングバスケット
ハーディネスゾーン
病害
うどんこ病
虫害
ヨトウムシ、アブラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
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