植物図鑑
シジミバナ
シモツケ属
シジミバナ
学名:
Spiraea prunifolia
〔基本情報〕
高さ1~2mの落葉低木。
若い枝は褐色で、短い軟毛が密にはえます。
枝は細く、アーチ状に長く伸びます。
葉は互生する単葉で、長さ2~3.5cm、幅1.5~2cmの楕円形です。
葉の両面には軟毛がはえますが、表面の毛はのちに落ちます。
葉の縁には鋸歯があります。
前年に出た枝に散形状散房花序を出し、径0.8~1cmで白色の八重花を4~6個ずつつけます。
雄しべと雌しべは花弁状になります。
花柄は長さ1.5~4cmです。
〔利用〕
中国では根を民間薬として利用します。
〔栽培〕
増殖は株分け、挿木によります。
日当たりと水はけがよく、腐植質に富んだ土壌を好みます。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は夏に晴天が続いてひどく乾燥しないかぎりは降雨にまかせます。
施肥は寒肥として有機質の肥料を施すほか、花後にお礼肥として緩効性化成肥料を置き肥します。
病虫害としてはうどんこ病、カイガラムシなどがあります。
〔備考〕
花の形をシジミの身に例えた名です。
名前
シジミバナ(蜆花)、ハゼバナ、コゴメバナ(小米花)、bridalwreath spirea
生活型
低木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
ユキヤナギ
植え付け(または播種)季節
3月、4月、10月、11月
花咲く季節
4月、5月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
中国
形状
分枝
草丈・樹高
1000〜2000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
散房花序
花弁の数
花の色
白
花径
8〜10
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
挿木、株分け
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、花壇、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
うどんこ病
虫害
カイガラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
54658
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