植物図鑑
イワガサ
シモツケ属
イワガサ
学名:
Spiraea blumei var. blumei
〔基本情報〕
山地や海岸の岩礫地にはえ高さ1~1.5mになる落葉低木。
枝はしばしば弓なりに曲がります。
若い枝は緑色~褐色で、ほぼ無毛です。
葉は互生し、長さ1.5~3.5cm、幅1~3cmの倒卵形~菱状卵形となり、ときに3裂し、不規則な欠刻状の鋸歯があります。
葉の表面の脈はやや凹みます。
葉柄は長さ0.3~1cmです。
葉や葉柄はほぼ無毛です。
枝先に散房花序を出し、白色の5弁花を20~30個ほどつけます。
雄しべは20本あり、花弁とほぼ同じ長さです。
果実は袋果です。
〔栽培〕
増殖は株分け、挿木によります。
日当たりと水はけがよい土壌を好みます。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は夏に晴天が続いてひどく乾燥しないかぎりは降雨にまかせます。
施肥は寒肥として有機質の肥料を施すほか、花後にお礼肥として緩効性化成肥料を置き肥します。
花芽は秋にできるので、剪定をする場合は花後のなるべく早い時期におこないます。
病虫害としてはうどんこ病、カイガラムシなどがあります。
名前
イワガサ(岩傘)
生活型
低木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
コデマリ、イブキシモツケ
植え付け(または播種)季節
3月、4月、10月、11月
花咲く季節
5月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:近畿地方以西、四国、九州)、朝鮮、中国
形状
分枝
草丈・樹高
1000〜1500mm
葉の形
単葉(不分裂葉)、分裂葉
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯、欠刻
葉の特記事項
花のつき方
散房花序
花弁の数
5
花の色
白
花径
6〜8
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
挿木、株分け
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性、耐暑性、
用途適性
盆栽、鉢植、生垣、切花、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
カイガラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
42519
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