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植物図鑑

イトラッキョウ

ネギ属 イトラッキョウ
学名: Allium virgunculae var. virgunculae

〔基本情報〕地下に鱗茎ができる高さ8~20cmほどの多年草。
日当たりがよい岩場にはえます。
鱗茎は狭長楕円形で長さ20~25mmほどです。
葉は根出し、長さ10~25cm、幅1mmほどの細長い円柱状になります。
花茎は8~20cmで葉がつかず、先端に淡い紅紫色または白色の花を10個前後つけ、花は上向きに咲きます。
花被片は長さ4~6mmの広卵形で外花被片はボート状、内花被片は平らです。
雄しべが花被片より長いです。
果実は蒴果です。
キイイトラッキョウは花が横向き~斜め下向きに咲き、内花被片がボート状な点で区別できます。

〔利用〕種子を薬用とします。

〔栽培〕増殖は実生、分球によります。
日当たりと風通しがよく、水はけのよい土壌を好みます。
水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
施肥は元肥のほか、春と秋に少量の緩効性化成肥料を置き肥します。
病虫害としてはアブラムシ、ネギコガがあります。

名前
イトラッキョウ(糸辣韮、糸辣韭、糸薤)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
キイイトラッキョウ
植え付け(または播種)季節
2月、2月
花咲く季節
11月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(長崎県平戸島)
形状
草丈・樹高
80〜200mm
葉の形
葉の生え方
根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
紫、桃、白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
種、球根
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植
ハーディネスゾーン
病害
虫害
アブラムシ、ネギコガ
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
NT:準絶滅危惧、日本固有種
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
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