植物図鑑
アリウム シクルム
ネギ属
アリウム シクルム
学名:
Allium siculum
〔基本情報〕
地下に鱗茎ができる多年草。
茎や葉を傷つけるとニンニクのような臭いがします。
葉は根出し、扁平な革ひも状で、らせん状にねじれ、青灰色を帯びます。
高さ0.8~1.2mの花茎が直立し、茎先に散形花序を出します。
花序ははじめ苞に包まれます。
花には花被片が6枚あってベル形に開き、長い花柄で吊り下がります。
花被片は内側が赤~赤褐色に黄色~白色の覆輪がはいり、外側には緑色の筋がはいります。
果実は円錐状の蒴果で、直立します。
〔栽培〕
増殖は実生または分球により、種から育てると播種から開花までは数年かかります。
酸性土壌を嫌います。
水はけのよい土壌を好み、日向~半日陰で強い西日を避けられる場所が適します。
水やりは極端に乾燥しないよう注意し、生育期間中は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
施肥は元肥を施すほか、春~開花までは2週間に1回液肥を与えます。
花茎が立ちあがるので強風を避ける場所に植えるか、支柱を立てるとよいです。
種子を採らない場合は、花が終わったら花茎を付け根から切り、株が疲れないようにします。
葉が枯れ始めたら、球根を掘り上げて風通しのよい日陰で保管します。
日当たりと水はけがよければ病虫害はほとんど発生しません。
名前
アリウム シクルム、ネクタロスコルダム シクラム ブルガリカム、ネクタロスコルダム シクルム、アリウム シクラム、Sicilian honey garlic、Sicilian honey lily、honey garlic、Mediterranean bells
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
9月、10月、11月
花咲く季節
5月、6月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
地中海沿岸地域
形状
草丈・樹高
800〜1200mm
葉の形
線形
葉の生え方
根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
散形花序
花弁の数
6
花の色
赤、黄白、緑、白、複色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
球根
苗の流通時期
繁殖方法
種、球根
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
土の必要性
必要
土壌酸度
アルカリ性、中性
耐候性
用途適性
鉢植、花壇、公園・庭園、コンテナ
ハーディネスゾーン
5a〜10b
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
67155
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