植物図鑑
アリウム シュベルティ
ネギ属
アリウム シュベルティ
学名:
Allium schubertii
〔基本情報〕
地下に鱗茎ができる多年草。
葉は根出し、長さ30~40cmほどになる扁平な革ひも状です。
葉は開花期に枯れ始めます。
高さ30~60cmの花茎が直立し、茎先に径22~30cmにもなる球状の散形花序を出し、50個以上の花をつけます。
花序ははじめ苞に包まれます。
花はピンク色を帯びた紫色~藤色で、花被片は6枚あり、星形に開きます。
花柄も紫色を帯び、長さが不揃いなので、花火のような花序となります。
果実は蒴果で、果実が熟すころに乾燥した果序ごと茎から外れて、風で地面を転がりながら種子を散布します。
〔栽培〕
増殖は実生により、播種から開花までは数年かかります。
球根がなかなか殖えませんが分球も可能です。
酸性土壌を嫌います。
日当たりと水はけのよい土壌を好みます。
水やりは極端に乾燥しないよう注意し、生育期間中は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
施肥は元肥を施すほか、春~開花までは2週間に1回液肥を与えます。
花茎が立ちあがるので強風を避ける場所に植えるか、支柱を立てるとよいです。
種子を採らない場合は、花が終わったら花茎を付け根から切り、株が疲れないようにします。
葉が枯れ始めたら、球根を掘り上げて風通しのよい日陰で保管します。
日当たりと水はけがよければ病虫害はほとんど発生しません。
名前
アリウム シュベルティ、オオハナビニラ(大花火韮)、tumbleweed onion、Persian onion、flowering onion、ornamental onion
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
9月、10月、11月
花咲く季節
5月、6月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
地中海沿岸地域東部(イスラエル、パレスチナ、シリア、レバノン、トルコ、リビア)
形状
草丈・樹高
300〜600mm
葉の形
線形
葉の生え方
根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
散形花序
花弁の数
6
花の色
紫、桃
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
球根
苗の流通時期
繁殖方法
種、球根
日照条件
日向
水分の必要性
土の必要性
必要
土壌酸度
アルカリ性、中性
耐候性
用途適性
鉢植、花壇、公園・庭園、コンテナ
ハーディネスゾーン
4a〜10b
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
ドライフラワー
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
14732
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