植物図鑑
ハツユキソウ
トウダイグサ属
ハツユキソウ
学名:
Euphorbia marginata
〔基本情報〕
高さ90~100cmになる一年草。
全体に灰色を帯びます。
茎や葉を傷つけると乳白色の乳液が出ます。
茎は直立して上部で枝分かれします。
葉は互生する単葉で、長楕円形です。
葉の縁は不規則に粗く切れ込みます。
葉は枝先では輪生状になり、縁が白色に着色して苞葉となります。
苞葉の中心に小さな花をつけます。
花は杯状花序につき、緑色の壺形の総苞に包まれていて、花被はありません。
腺体は1個で黄色です。
果実は球形の蒴果です。
〔栽培〕
増殖は実生によります。
生育適温が20~30℃、発芽適温が20~25℃なので十分に気温が上がってから播種をします。
移植を嫌うので、直播の場合は株間25~30cmで1か所に5~6粒ずつ播き、間引きます。
日当たりがよく、水はけと水もちがよい肥沃な土壌を好みますが、土質はあまり選ばず、強健で放任してもよく育ちます。
日当たりが悪いと葉の発色が悪くなる場合があります。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
地植えの場合は降雨にまかせます。
乾燥には耐えます。
施肥は元肥を施せば特に必要ありません。
風雨で倒れやすいので支柱を立てます。
草丈を抑えたいときは摘心を行います。
病虫害は特にありません。
名前
ハツユキソウ(初雪草)、フクリンタイゲキ(覆輪大戟)、snow-on-the-mountain、ghostweed、smoke-on-the-prairie、variegated spurge、whitemargined spurge
生活型
一年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月
花咲く季節
7月、8月、9月、10月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
7月、8月、9月、10月
分布または原産地
カナダ東部~アメリカ合衆国南西部
形状
草丈・樹高
900〜1000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
杯状花序
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性、耐乾性、非耐寒性
用途適性
花壇、公園・庭園、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
16737
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