ナツノタムラソウ

アキギリ属 ナツノタムラソウ
学名： Salvia lutescens var. intermedia

〔基本情報〕
太平洋側の山地の半日陰地でみられる高さ25～70cmの多年草。
葉は対生し、3出複葉または1回羽状複葉となり、葉柄の基部にふつう毛がはえます。
葉の縁には鋸歯があります。
長い花穂にまばらに花をつけ、花冠は濃い紫色で長さ1cmほどの唇形花です。
雄しべが長く花の外に突き出します。
果実は分果です。

〔栽培〕
増殖は実生、株分けによります。
半日陰で水はけ、風通しのよい場所を好みます。
水やりは鉢植えの場合は土が乾いてからたっぷりと与え、地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は元肥を施せば特に必要ありませんが、鉢植えの場合は春と秋に緩効性肥料を置き肥してもよいです。
病虫害は特にありません。