植物図鑑
シキンカラマツ
カラマツソウ属
シキンカラマツ
学名:
Thalictrum rochebruneanum
〔基本情報〕
山地の広葉樹林の湿り気のある草地でみられ高さ0.5~2mになる多年草。
茎は枝分かれします。
茎や花序軸はふつう紫色を帯びます。
葉には根出葉と茎葉があり、根出葉は開花期には枯れています。
茎につく葉は互生し、3~5回3出複葉となります。
小葉は円形~倒卵形で、ときに浅く3裂します。
茎先の円錐花序に多数の花がつきます。
花には花弁はなく、淡い紫紅色で花弁状の萼片があります。
多数の雄しべがめだちます。
果実は痩果です。
〔栽培〕
増殖は実生、株分けによります。
水はけ、水もちのよい肥沃な土壌を好みます。
秋~春は日に当て、夏は半日陰で涼しく過ごさせるとよいです。
地植えの場合は落葉樹の下に植えるとよいです。
水やりは水切れに注意し、春から秋は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、冬も極端に乾燥しないようにします。
施肥は元肥を施すほか春と秋に緩効性肥料を置き肥し、真夏に肥料が残らないようにします。
病虫害としては軟腐病、うどんこ病、ハダニ、アブラムシなどがあります。
名前
シキンカラマツ(紫錦唐松、紫金唐松)、オオシキンカラマツ(大紫錦唐松、大紫金唐松)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、9月、10月
花咲く季節
7月、8月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:福島県・茨城県・群馬県・新潟県・長野県)
形状
草丈・樹高
500〜2000mm
葉の形
葉の生え方
互生、根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
円錐花序
花弁の数
花の色
紫、桃
花径
花序の長さ
50〜150
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、株分け
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植
ハーディネスゾーン
病害
軟腐病、うどんこ病
虫害
ハダニ、アブラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
22310
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