植物図鑑
オカトラノオ
オカトラノオ属
オカトラノオ
学名:
Lysimachia clethroides
〔基本情報〕丘陵地の日当たりがよい草原でみられる高さ60~100cmの多年草。
長く横に這う地下茎をもちます。
茎は円柱状で直立し、白く短い毛がまばらにはえます。
葉は互生する単葉で、長さ6~13cm、幅2~5cmの披針形~長楕円形です。
葉の表面と裏面脈上に短い毛がまばらにはえます。
葉にはまばらに腺点があります。
茎先に長さ10~30cm、径2~3cmで上部が傾く総状花序を出し、一方に偏って多数の花をつけます。
花は径8~12mmで白色、花冠は5裂します。
長さ6~10mmの花柄があります。
果実は径2.5mmで球形の蒴果です。
〔栽培〕増殖は実生、株分けによります。
日当たりと水はけがよい場所であれば特に土質は選びません。
日当たりが悪いと花つきが悪くなります。
環境が合えば放任してもよく育ちます。
水やりは鉢植えでは土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥はあまり必要ありませんが、鉢植えの場合は春に緩効性化成肥料を少量与えてもよいです。
病虫害としてはアブラムシ、ヨトウムシがあります。
名前
オカトラノオ(岡虎尾)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
2月、3月
花咲く季節
7月、8月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道、本州、四国、九州)、朝鮮、中国
形状
草丈・樹高
600〜1000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
花の色
白
花径
8〜12
花序の長さ
100〜300
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、株分け
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性
用途適性
盆栽、鉢植、切花、公園・庭園、水辺緑化
ハーディネスゾーン
病害
虫害
アブラムシ、ヨトウムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
16717
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