リシマキア アトロプルプレア

オカトラノオ属 リシマキア アトロプルプレア
学名： Lysimachia atropurpurea

〔基本情報〕
高さ20～65cmになる短命な多年草。
茎は直立し、多肉質で、基部で枝分かれします。
葉は互生する単葉で、長さ8cm、幅1cmほどの披針形～へら形で灰色を帯び、縁は不規則に波打ち、下部の葉には短い葉柄があり、上部の葉は無柄です。
茎先にややカーブする穂状花序を出し、紅紫色～濃い紫色の小さな花が密につき、下から順に咲いていきます。
花冠は5裂し、完全には開かず、長い雄しべが突き出します。
果実は蒴果です。

〔栽培〕
増殖は実生、株分けによります。
日向から明るい日陰で、水はけがよく、やや湿り気のある肥沃な土壌を好みます。
日当たりが悪すぎると花つきが悪くなります。
強い乾燥を嫌い、夏の西日は避けるようにします。
水やりは乾燥しないように注意し、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
施肥は元肥のほか春に緩効性化成肥料を置き肥するか薄めた液肥を与えます。
花後に切り戻すと二番花が楽しめます。
病虫害は特にありません。