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  • 2017年10月20日

    [球根]春に咲く球根植物の楽しみ方|エバーグリーン

    秋風が吹き始めると、お花屋さんの店頭にチューリップスイセンの球根が並び始めます。園芸用品の通信販売カタログをめくりながら、花の写真を眺めてあれこれ組み合わせを考えつつ頁の端を折り曲げてチェックしたり、店頭で一つ一つの球根を手にとって選んだりと、翌春の花壇の準備をするのは実に楽しいものですね。今回は春に咲く球根植物の栽培方法について紹介しましょう。

    形も色も多種多様なので、選ぶ楽しみがあります

    形も色も多種多様なので、選ぶ楽しみがあります

    植えっぱなしでも翌年花が咲きます

    植えっぱなしでも翌年花が咲きます

     

    春咲き球根とは?

    春咲き球根植物とは前年の秋10月下旬~11月中旬に植え付けると冬を越して翌春に開花し夏は休眠するサイクルの球根植物の総称です。スイセン・ムスカリ・チューリップ・アネモネなどが挙げられます。夏の暑さには弱いのですが、寒さには強いので雪が降っても平気。逆にある程度寒さに当たらないと花が咲かない場合もあります。

    植えっぱなしにしておくとよく増えるので、庭植えに向いています

    植えっぱなしにしておくとよく増えるので、庭植えに向いています

     

    球根の植え方

    植える土は新しく清潔な土を使用しましょう。球根は栄養の塊で硬い皮に覆われていないため、カビやネダニの被害で腐ることがあります。鉢植えの場合は新しい園芸用土を、花壇に地植えにする場合は、球根自体を殺菌剤で消毒すると予防できます。植え付ける深さは球根の大きさの3倍の深さが目安です。芽が出るほうを上にして植えつけましょう。球根と球根の間隔は、球根の大きさ2個分です。あまり近付けて植えると葉や花が出た時に重なり合ってしまうのでご注意を。

    花の大きさの割に球根はとても小さいのに驚かされます

    花の大きさの割に球根はとても小さいのに驚かされますアネモネ

     

    きれいに花を咲かせるためには

    植木鉢で管理する場合はできるだけ温度が変化しない外の涼しいところに置きましょう。球根は気温6度以下で約2カ月間さらされることで、花芽を作り開花の準備をします。気温が20度を超す暖かい日は要注意です。日陰に移動させましょう。寒いのが可哀想だと思って20度以上の屋内には持ち込まないようにしてください。また乾燥を嫌うので、土が乾いてしまわないように冬もつとめて水やりをしましょう。特に雨が少なく乾燥しがちな2月は水やりを忘れずに! 緑の葉っぱは出ても全く開花しないことや、妙に茎の短い花しか咲かない原因になります。

    室内で水耕栽培することも可能です

    室内で水耕栽培することも可能です

     

    花が咲いたら

    花を咲かせたままにすると、まれに種子が出来ることもあります。しかし種採りの必要がなければ、痛んだ花は早めに茎の根元から摘んでしまったほうが球根を弱らせずにすみます。葉は土の下で新しく出来ている球根に養分を送るために必要だからです。追肥して元気を付けてあげましょう。

     

    花が終わったら

    枯花を茎から早めに切り取り、葉が枯れるまで待って掘り上げます。翌年、球根をもう一度使いたい場合は、土を落として日陰の乾燥した場所で通気性のよいネットなどに入れて保存します。ムスカリ、クロッカス等小さな球根は夏の暑さに比較的強いので植えっぱなしのままでも大丈夫です。

    草丈が小さいので他の球根と寄せ植えに向いています

    草丈が小さいので他の球根と寄せ植えに向いています

     

    球根植物は原産地によって好む環境や栽培条件が異なります。オランダのイメージの強いチューリップの故郷はトルコ。艶やかな名前でヨーロッパのムード漂うユリのなかでもテッポウユリは日本が故郷です。地植えか鉢植えか、日当たりの具合など栽培環境に合わせて、さまざまな球根植物を選んでみてください。

     

    渋谷区ふれあい植物センター 宮内元子)

    形も色も多種多様なので、選ぶ楽しみがあります