植物図鑑
マイヅルテンナンショウ
テンナンショウ属
マイヅルテンナンショウ
学名:
Arisaema heterophyllum
〔基本情報〕
低地の草原や湿地、林内などでみられる高さ60~120cmになる多年草。
地下に扁球形の球茎があり、球茎には子球が多数つきます。
鞘状葉と葉柄の下部が偽茎をつくります。
葉は1個で17~21枚の小葉が鳥足状にでます。
小葉は狭倒卵形または線形で先がとがり、頂小葉は両隣のものより明らかに小さくなります。
小葉の縁は全縁です。
花序柄は直立して、葉柄より長く、先端に肉穂花序をつけます。
花序の先につく付属体は長さ20~30cmで、基部がやや太く、S字状に曲がって上方に長く伸びます。
肉穂花序は仏炎苞に包まれます。
仏炎苞はふつう緑色で一部が紫色を帯び、舷部は先が尾状にとがった3角状の広卵形です。
果実は卵球形の液果で赤く熟します。
雌雄異株で、若い個体は雄株で、成長すると両性株に変化します。
〔利用〕
有毒ですが、球茎を薬用とします。
〔備考〕
葉と花序の様子を鶴が舞っている姿に例えた名です。
名前
マイヅルテンナンショウ(舞鶴天南星)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
5月、6月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:岩手県~岡山県、四国、九州)、朝鮮半島南部、中国、台湾
形状
草丈・樹高
600〜1200mm
葉の形
分裂葉
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
肉穂花序
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
赤、橙
葉の色
緑
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
VU:絶減危惧II類
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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