植物図鑑
ミミガタテンナンショウ
テンナンショウ属
ミミガタテンナンショウ
学名:
Arisaema limbatum
〔基本情報〕
落葉樹林内や林縁でみられる高さ70cmになる多年草。
地下に扁球形の球茎があります。
鞘状葉と葉柄の下部が偽茎をつくります。
葉は2個で7~11枚の小葉が鳥足状にでます。
小葉は披針形~楕円形で先がとがり、しばしば主脈に沿って白色の斑が出ます。
葉の縁は全縁ですが、ときに鋸歯が出ます。
花序は葉よりも早くのびて、花序柄は直立して、開花時には葉柄より高く、先端に肉穂花序をつけます。
花序の先につく付属体は棒状~棍棒状で直立して、先がやや膨らみ、仏炎苞の開口部から完全に顔を出しています。
肉穂花序は仏炎苞に包まれます。
仏炎苞は黒紫色~紫褐色または黄褐色、まれに緑色で、縦に白い筋があり、舷部は先がとがった3角状の卵形です。
仏炎苞の口辺部は大きく耳状(襟状)に広がり、開出部は幅8mm以上開いています。
果実は卵球形の液果で赤く熟します。
雌雄異株で、若い個体は雄株で、成長すると雌株に変化します。
〔利用〕
有毒ですが、球茎を薬用とします。
名前
ミミガタテンナンショウ(耳形天南星)、オキノシマテンナンショウ(沖の島天南星)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
ヒガンマムシグサ
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
3月、4月、5月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:東北地方~中部地方東部の太平洋側・兵庫県、四国:高知県沖の島、九州:大分県)
形状
草丈・樹高
700mm
葉の形
分裂葉
葉の生え方
互生
縁の形
全縁、鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
肉穂花序
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
赤、橙
葉の色
緑、複色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
日本固有種
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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