植物図鑑
ヒガンマムシグサ
テンナンショウ属
ヒガンマムシグサ
学名:
Arisaema aequinoctiale
〔基本情報〕
海岸近くの照葉樹林内でみられる高さ90cmになる多年草。
地下に扁球形の球茎があります。
鞘状葉と葉柄の下部が偽茎をつくります。
葉は2個で7~13枚の小葉が鳥足状にでます。
小葉は披針形~楕円形で先がとがり、しばしば主脈に沿って白色の斑が出ます。
葉の縁は全縁ですが、ときに鋸歯が出ます。
花序は葉よりも早くのびて、花序柄は直立して、開花時には葉柄より高く、先端に肉穂花序をつけます。
花序柄は雄株では偽茎とほぼ同じ長さ、雌株では偽茎の1.5倍ほどの長さになります。
花序の先につく付属体は棒状で有柄、直立して、先がやや膨らみます。
肉穂花序は仏炎苞に包まれます。
仏炎苞は紫褐色~黄褐色まれに黄緑色で、縦に白い筋があり、舷部は先がとがった3角状の卵形~狭倒卵形です。
仏炎苞の口辺部はやや耳状(襟状)に広がり、開出部は幅8mm未満と狭いながらも開いています。
果実は卵球形の液果で赤く熟します。
雌雄異株で、若い個体は雄株で、成長すると雌株に変化します。
名前
ヒガンマムシグサ(彼岸蝮草)、ハウチワテンナンショウ(羽団扇天南星)、ヨシナガマムシグサ(吉永蝮草)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
ミミガタテンナンショウ
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
3月、4月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:関東地方・中部地方・広島県・山口県、四国)
形状
草丈・樹高
900mm
葉の形
分裂葉
葉の生え方
互生
縁の形
全縁、鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
肉穂花序
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
赤、橙
葉の色
緑、複色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
日本固有種
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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