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植物図鑑

ホソバテンナンショウ

テンナンショウ属 ホソバテンナンショウ
学名: Arisaema angustatum

〔基本情報〕
低山~山地の林内や林縁でみられる高さ1mになる多年草。
地下に扁球形の球茎があります。
鞘状葉と葉柄の下部が偽茎をつくり、偽茎にはやや赤みの強い斑点があります。
偽茎は葉柄よりはるかに長くなります。
葉は2個で9~17枚の小葉が鳥足状にでます。
小葉は披針形~狭楕円形で先がとがり、小葉の間には葉軸が発達します。
葉の縁は全縁ですが、しばしば細かい鋸歯が出ます。
花序柄は直立して、開花時には葉柄と同じかやや長く、先端に肉穂花序をつけます。
花序の先につく付属体は淡緑色で棒状、有柄、基部が太く、先に向かって細くなり、直立するか上部でやや前に曲がります。
肉穂花序は仏炎苞に包まれます。
仏炎苞は緑色で、縦に白い筋があり、筒部は円筒状、舷部は筒部より短く、先がとがった3角状の卵形~広卵形でときに縁が紫色を帯びます。
仏炎苞の口辺部は耳状(襟状)に広がって反り返ります。
果実は卵球形の液果で赤く熟します。
雌雄異株で、若い個体は雄株で、成長すると雌株に変化します。

名前
ホソバテンナンショウ(細葉天南星)、ハウチワ(羽団扇)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
4月、5月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:関東地方~中部地方東部・近畿地方)
形状
草丈・樹高
1000mm
葉の形
分裂葉
葉の生え方
互生
縁の形
全縁、鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
肉穂花序
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
赤、橙
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
日本固有種
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
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