ロニケラ ヘクロッティー

スイカズラ属 ロニケラ ヘクロッティー
学名： Lonicera ×heckrottii

〔基本情報〕
半常緑つる性低木。
つるはよく枝分かれしながら、3～4.5mほどにのび、下部は木質化します。
若い枝はしばしば赤色を帯びます。
葉は対生する単葉で、長さ5cmほどの楕円形となり全縁、青緑色を帯び、ほぼ無柄です。
花のすぐ下の1～2対の葉は基部が合着しているため、茎が突き抜けているように見えます。
花は茎先に輪生状につき、長さ5～6cmの管状で、先は5裂します。
花色は花冠の外側が紫紅色、内側が橙黄色です。
花には芳香があります。
果実は球形の液果で赤く熟します。

〔来歴〕
Lonicera americanaとツキヌキニンドウの交配によると考えらえています。

〔栽培〕
増殖は挿木によります。
日当たりと水はけのよい肥沃な土壌を好みます。
水やりは夏に晴天が続いてひどく乾燥しないかぎりは降雨にまかせます。
施肥は初夏に緩効性化成肥料を置き肥します。
つるは自力ではあまり絡まないので、ひもで縛って誘引します。
剪定して1～2mの低木に仕立てることもできます。
病虫害は特にありません。