植物図鑑
トモエソウ
オトギリソウ属
トモエソウ
学名:
Hypericum ascyron subsp. ascyron var. ascyron
〔基本情報〕
山地の日当たりがよくやや湿った草地でみられる高さ0.5~1.3mの多年草。
全体に無毛です。
茎は直立し、4稜があります。
葉は十字対生する単葉で、長さ5~10cm、幅1~3cmの披針形~長楕円形となり全縁、基部はやや茎を抱きます。
葉には明点があります。
茎先に集散花序を出し、3~15個の花をつけます。
花は径5cmで黄色の5弁花で、花弁が一方に曲がり、上から見ると巴形になります。
約80本の黄色い雄しべがあり、雄しべは5束に分かれます。
花柱は5裂します。
1つの花は1日でしぼみます。
果実は円錐形の蒴果で、花弁と雄しべ、花柱は花後も長く残ります。
〔栽培〕
増殖は実生、株分けによります。
日当たりと水はけ、水もちがよい場所を好み、乾燥を嫌います。
水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
施肥は春と秋に緩効性化成肥料を置き肥します。
病虫害は特にありません。
〔備考〕
花の形から名がつきました。
名前
トモエソウ(巴草)、ホソバトモエソウ(細葉巴草)、クサビヨウ(草美容)、ビヨウオトギリ(美容弟切)、レンギョウ(連翹)、great St. Johnswort、giant St. John's wort
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、5月、9月、10月
花咲く季節
7月、8月、9月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道~九州)、朝鮮、中国、ベトナム、ロシア、北アメリカ
形状
草丈・樹高
500〜1300mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
集散花序
花弁の数
5
花の色
黄
花径
50
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、株分け
日照条件
日向
水分の必要性
普通、湿潤
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性
用途適性
鉢植、花壇、公園・庭園、水辺緑化
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
69171
検索サイトの検索キー
コメント
エバーグリーンポストでの記事