これからの季節、野山を散策していると、秋風に揺れる青紫のリンドウの花が目にとまることがあります。
一般的に私たちが想像するリンドウといえば、9月下旬から10月にかけて、晴れた日だけに開く、本州から四国、九州の野山に自生する紫色の釣り鐘型の可憐な花。
「リンドウ」といった場合、リンドウ科リンドウ属の学名「Gentiana」を指すこともあり、その場合の種類は世界中では約500種、日本では約13種類に及ぶことが知られています(Wikipediaによる)。
例えば、「リンドウ科リンドウ属」には、春に花を咲かせる「ハルリンドウ」「フデリンドウ」、根や根茎が生薬「ゲンチアナ」として利用されている夏咲きの「キバナリンドウ(学名 Gentiana lutea)」などがあります。
最近は、鉢植え、切花用に改良された園芸品種も豊富になっていますから、リンドウの種類は、ますます増えていることになりますね。
- リンドウの花言葉:「悲しんでいるあなたを愛する」「正義」「誠実」
エバーグリーン編集部オススメサイト
- リンドウ(エバーグリーン植物図鑑)
- ハルリンドウ(エバーグリーン植物図鑑)
- フデリンドウ(エバーグリーン植物図鑑)
- Gentiana scabra var. buergeriの育て方。
- 昔は、もっと身近だったのでは…と感じさせられるリンドウの話
リンドウ(竜胆)(多摩の緑爺の「多摩丘陵の植物と里山の研究室」)
- こんなにあるあるリンドウの種類。花色もいろいろ
(エバーグリーン編集部 愛垣)
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