最後の収穫。バジルはジェノベーゼにして保存しよう。

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ジェノベーゼ」をご存じでしょうか? ジェノベーゼは、バジル(和名:メボウキ)で作ったソースのことで、イタリア料理の定番ソース。風味や彩りがよく、パスタはもちろん、トーストのトッピングに、サラダや魚・肉の料理などに、わが家ではとても重宝しています。市販のものもおいしいですが、家でバジルを育てているなら、簡単に手作りできますよ。

バジル 収穫期は10月頃まで

バジル 収穫期は10月頃まで

今回は、夏に最盛期を迎えていたバジルがそろそろ終わりの時期に近づいたので、残った葉を全部収穫して、ジェノベーゼを作りました。手作りは、自分好みの味にできるのも魅力。ただし、きれいな緑色に仕上げるには、ちょっとコツが必要です。

 

「手作りジェノベーゼソース(さっぱりめ)」の作り方

ジェノベーゼの材料

ジェノベーゼの材料

(材料)ミキサー1回分

  • バジルの葉 80g
  • クルミ 20g(松の実を使うのがスタンダードですが、アーモンド、カシューナッツ、ピーナツなど、ほかのナッツ類でも作れます)
  • にんにく 1かけ
  • オリーブオイル 150~200ml
  • 塩、こしょう

(作り方)

  1. バジルの葉は、さっと洗って水けをしっかり拭き取っておきます。
  2. バジル、クルミ、にんにく、オリーブオイル150mlをミキサー(またはフードプロセッサー)に入れて、スイッチオン。
  3. バジルの葉が粉々になり、ペースト状になったらミキサーをストップ。
  4. 好みの濃度になるように、残りのオリーブオイルを少しずつ加えます。
  5. 塩コショウで味を整えて、できあがり。

 

味にコクを出したい時は、ミキサーに入れる時に、粉チーズを30gほど加えます。また、ナッツ類に塩気のある場合は、仕上げの塩コショウで調整してください。

 

きれいな緑色に仕上げる3つのポイント

バジルの葉は、酸化しやすく、傷ついたり熱や刃物(金属)のに当たったりすると、すぐに黒ずんでしまいます。そこで……

  1. 収穫したら、すぐに使うこと。
  2. 洗った後は、できれば一枚ずつ丁寧に拭くのがベスト。
  3. ミキサーは、必要以上に回し過ぎないこと。

この3つを守れば、鮮やかな色のジェノベーゼに仕上がりますよ。

でき上がったジェノベーゼ

でき上がったジェノベーゼ

 

ジェノベーゼソースの保存方法

できたジェノベーゼソースはビンなど密封できる容器に入れ、オリーブ油を少し注ぎ、表面が空気に触れないようにすれば、冷蔵庫で1ヶ月は保存がききます。

実は、今回は、バジルを収穫した翌日に作ったためところどころ葉が茶色くなってしまい、仕上がりの色も全体的に悪くなってしまい大失敗。残念……。でも、味と香りは、いつも通りだったのでひと安心。おいしくいただいています。

みなさんもぜひ、ご自分で育てたバジルで自分好みのジェノベーゼを作ってみませんか? 食欲の秋、バジルの香りで食欲が刺激されて、ついつい食べ過ぎてしまうのでご注意くださいね。

 

エバーグリーン編集部オススメサイト

  • 夏には、トマトと一緒に育てていました。

夏が旬。トマトとバジルのちょっとイイ関係 – コンパニオンプランツ(エバーグリーン)

  • たくさん収穫できたら、季節が過ぎても楽しみたいですね。

バジルは保存方法で長持ち?冷蔵・冷凍からアレンジレシピまで一挙ご紹介!(WELQ)

  • ジェノベーゼの本名は?

ペスト・ジェノヴェーゼ(Wikipedia)

  • どう作る? どう使う? みんなのジェノベーゼ

ジェノベーゼ 推薦レシピ (Cookpad)

 

(エバーグリーン編集部 まえだ)


ジェノベーゼの材料