植物図鑑
ヤマイバラ
バラ属
ヤマイバラ
学名:
Rosa sambucina
〔基本情報〕
山地の川沿いの斜面林や海辺の崖地などでみられる、つる性の落葉低木。
崖から垂れ下がることもあります。
茎は太く、枝分かれし、鉤型の強い刺を支えに木や崖をよじ登り、長さ10m以上にもなります。
葉は互生する長さ8~15cmの奇数羽状複葉で、小葉は3~5枚あります。
小葉は長さ5~8cmの長楕円形~披針形で先が鋭くとがり、表面には光沢があり、葉の軸は無毛です。
葉の縁には鋭い鋸歯があります。
頂小葉が側小葉より大きいです。
托葉は上部まで葉柄につき、全縁、縁に軟毛と腺点があります。
枝先に散房花序~複散房花序をつけ、径4~5cmで白色の5弁花を1~20個つけます。
花柄、萼筒、萼片には軟毛と腺毛がはえます。
果実は径0.8~1cmの扁球形で、赤く熟します。
〔備考〕
台湾に分布するものは花序や萼に毛が多く、変種として区別されることもあります。
名前
ヤマイバラ(山茨)、タカサゴヤマイバラ(高砂山茨)、タイワンヤマイバラ(台湾山茨)
生活型
つる性木本
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
5月、6月
実のなる季節
11月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:愛知県以西、四国、九州)、台湾
形状
つる
草丈・樹高
葉の形
奇数羽状複葉
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
散房花序、複散房花序
花弁の数
5
花の色
白
花径
40〜50
花序の長さ
実の色
赤
葉の色
緑
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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