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植物図鑑

モッコウバラ

バラ属 モッコウバラ
学名: Rosa banksiae

〔基本情報〕
長さ6~7mまでのびるつる性常緑低木。
枝は緑色で、刺がありません。
葉は互生する長さ4~6cmの奇数羽状複葉で、小葉は3~5枚あります。
小葉は長さ2~5cm、幅0.8~1.8cmの楕円形で、表面に光沢があり、縁には細かい鋸歯があります。
枝先に散房花序をつけ、花は径2~3cmで白または黄色で、5弁花~八重咲となります。
白花には芳香がありますが、黄花はあまり香りません。
果実は径5~7mmの球形~卵形ですが、結実する系統としない系統があります。

〔来歴〕
日本には江戸時代中期に渡来しました。
キモッコウバラは皇族の秋篠宮家眞子内親王のお印です。

〔栽培〕
増殖は挿木によります。
日当たりと水はけ、風通しのよい肥沃な土壌を好みます。
丈夫で栽培は容易です。
成長が早く、放任すると大株になって広がるので、スペースが必要です。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は夏に晴天が続いて乾燥しないかぎりは降雨にまかせます。
施肥は寒肥として有機質の肥料を施すほか、春の開花後に緩効性化成肥料を施します。
蔓は直立させると花が咲きづらいので、斜めや横方向に誘引していくとよいです。
剪定は基本的にはおこなわず自然樹形にまかせます。
8~9月に翌年の花芽がつくので、これ以降に剪定をすると翌年に花が咲かないので注意が必要です。
病虫害としてはアブラムシ、チュウレンジハバチ、カミキリムシなどがあります。

名前
モッコウバラ、lady Banks' rose、Banks' rose
生活型
つる性木本
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、9月、10月、11月
花咲く季節
4月、5月
実のなる季節
8月、9月、10月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
中国
形状
つる
草丈・樹高
葉の形
奇数羽状複葉
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
散房花序
花弁の数
花の色
黄、白
花径
20〜30
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
挿木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
盆栽、生垣、トピアリー、公園・庭園、壁面緑化、ベランダ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
アブラムシ、チュウレンジハバチ、カミキリムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
キモッコウバラは皇族の秋篠宮家眞子内親王のお印です。
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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