植物図鑑
タキノザクラ
サクラ属
タキノザクラ
学名:
Cerasus ×takinoensis
〔基本情報〕カスミザクラとソメイヨシノの雑種と推定されている落葉高木。
若芽は褐色を帯びた緑色で、開花と同時に展開します。
葉柄には白い開出毛が多くはえます。
花は純白の5弁花です。
花柱は無毛です。
花柄や小花柄に開出毛があります。
葉や花はソメイヨシノに似ます。また、萼裂片にもソメイヨシノのように鋸歯があります。
萼筒はカスミザクラより大きく、ソメイヨシノのようには下半部が膨らみません。
〔来歴〕今野礼三によって福島県飯坂町の飯坂小学校滝野分校の校庭脇の山林で発見されました。
〔栽培〕増殖は挿し木、接ぎ木によります。
日当たりと水はけがよい場所を好みます。
庭植えで大木になって困る場合は、木の大きさをコントロールするため、布ポットで根が張るスペースを抑制するとよいです。
苗木のうちは株もとにワラを敷くなどして霜を防ぎます。
また、必要がなければむやみに枝を切らない方がよいです。
病虫害が多いため、注意が必要です。
名前
タキノザクラ(滝野桜)
生活型
高木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
カスミザクラ、ソメイヨシノ
植え付け(または播種)季節
1月、2月、3月、12月
花咲く季節
4月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(福島県)
形状
直立
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
5
花の色
白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
高
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
挿木、接木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
盆栽、鉢植、公園・庭園、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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