植物図鑑
ヤエノキンキマメザクラ
サクラ属
ヤエノキンキマメザクラ
学名:
Cerasus incisa var. kinkiensisf. plena
〔基本情報〕落葉低木~小高木。
幹が基部から分岐して傘状の樹形となります。
樹皮は紫褐色で、不規則に浅く割れ、横に並ぶ皮目が点在します。
1年目の枝は無毛です。
葉は倒卵形~広倒卵形で、葉の先は長く尾状にとがり、基部は円形~くさび形となります。
葉の縁には鋭い欠刻状の重鋸歯があります。
葉の両面に伏した毛がまばらにはえます。
葉柄には斜上毛がはえます。
蜜腺は葉柄の上部または葉の基部に2個つきます。
葉の展開と同時かやや早く開花します。
花は葉腋に出る散形花序にふつう2個ずつ下向きにつき、白色~淡紅色の八重咲きです。
萼筒は細長い筒形で、萼裂片は披針形~楕円形でふつう全縁、まばらに毛がはえます。
花柄はごく短く、小花柄は長さ1~2cmで、無毛または斜上する開出毛があります。
〔栽培〕増殖は挿し木、接ぎ木によります。
日当たりと水はけがよい場所を好みます。
庭植えで大木になって困る場合は、木の大きさをコントロールするため、布ポットで根が張るスペースを抑制するとよいです。
苗木のうちは株もとにワラを敷くなどして霜を防ぎます。
また、必要がなければむやみに枝を切らない方がよいです。
病虫害が多いため、注意が必要です。
名前
ヤエノキンキマメザクラ(八重近畿豆桜)
生活型
低木、小高木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
1月、2月、3月、12月
花咲く季節
4月、5月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
形状
直立
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
重鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
散形花序
花弁の数
花の色
白、桃
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
高
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
挿木、接木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
盆栽、鉢植、公園・庭園、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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