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植物図鑑

ハブソウ

センナ属 ハブソウ
学名: Senna occidentalis

〔基本情報〕
道端や空き地などでみられ、高さ0.8~1.5mになる一年草。
全体にほぼ無毛です。
葉は互生する偶数羽状複葉で、3~6対の小葉からなります。
小葉は長さ4~10cm、幅2~3.5cmの卵形~卵状長楕円形で先がとがります。
蜜腺は葉柄の基部にのみ1個あり、葉軸にはつきません。
総状花序を出し、径2cmの黄色い5弁花を数個つけます。
雄しべは10個あり、うち3個が仮雄蕊となります。
花序の柄は長さ1cm以下です。
果実は長さ7~13cm、幅0.7~1cmの扁平な線形の豆果で、上向きにやや曲がり、23~30個の種子があります。

〔来歴〕
江戸時代に中国から薬用として渡来しました。

〔利用〕
種子は望江南(ボウコウナン)といい、薬用とするほか、以前ははぶ茶の原料となりました。
現在はぶ茶として用いられるものはほとんどがエビスグサです。

〔栽培〕
増殖は実生によります。
日当たりと水はけのよい場所であれば土質を選ばず、容易に栽培できます。
病虫害は特にありません。

〔備考〕
ハブに咬まれた傷に効くとされたことからの名ですが、咬傷への効能はないとされます。

名前
ハブソウ(波布草)、クサセンナ(草栴那)、septicweed、coffee senna、coffeeweed、Mogdad coffee、negro-coffee、Stephanie coffee、stinkingweed、styptic weed
生活型
一年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
5月、6月、7月
花咲く季節
6月、7月、8月、9月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
熱帯アメリカ
形状
草丈・樹高
800〜1500mm
葉の形
偶数羽状複葉
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
5
花の色
花径
20
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
種子
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
花壇、切花、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用、飲用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
14386
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