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植物図鑑

ハネセンナ

センナ属 ハネセンナ
学名: Senna alata

〔基本情報〕
高さ1~4mの常緑低木ですが、寒冷地では冬に落葉するか枯れます。
原産地では湿地を好みます。
葉は互生する長さ20~75cmの偶数羽状複葉で、7~14対の小葉からなり、先端につく一対が最大の大きさになります。
小葉は長さ5~20cmの長楕円形~長楕円状倒卵形で、葉脈が明瞭、葉先はまるいです。
葉は夜になると閉じます。
葉腋や茎先に長さ15~70cmほどの総状花序を出し、多くの花を密につけます。
花は鮮やかな黄色の5弁花で、花弁は長さ1.5~2cmでまるく、雄しべは10本あります。
花序は黄色いロウソクのように見えます。
果実は長さ10~20cmの豆果で4枚の翼が発達し、50~70個の種子があります。

〔利用〕
駆虫、下剤、皮膚病などに用いられます。
健康茶にもされますが、下剤成分(センノシド)を含むため注意が必要です。

〔栽培〕
増殖は実生によります。
霜にあたらなければ冬越しでき、暖地では冬でも落葉せずに戸外で越冬可能です。
寒冷地では日の当たる室内に取り込みます。
日当たりと水はけのよい場所であれば土質を選ばず、容易に栽培できます。
直根性で移植を嫌います。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は降雨にまかせます。
肥料は自分で空中窒素を固定するので不要です。
病虫害は特にありません。

名前
ハネセンナ(羽栴那)、ハネミセンナ(羽実栴那)、ゴールデンキャンドル、キャンドルブッシュ、emperor's candlesticks、candle bush、candelabra bush、Christmas candles、empress candle plant、ringworm shrub、candletree
生活型
低木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
5月、6月、7月
花咲く季節
7月、8月、9月、10月
実のなる季節
9月、10月、11月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
熱帯アメリカ(メキシコ~パラグアイ、西インド諸島)
形状
草丈・樹高
1000〜4000mm
葉の形
偶数羽状複葉
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
種子
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、公園・庭園
ハーディネスゾーン
10a〜11b
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用、飲用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
60628
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