植物図鑑
ベニシダレ
サクラ属
ベニシダレ
学名:
Cerasus spachiana ‘Pendula-rosea’
〔基本情報〕
エドヒガン系の園芸品種。
枝が長く枝垂れます。
葉は長楕円状倒披針形~線状長楕円形で、先端は鋭くとがります。
葉の表面は無毛です。
葉の裏面には毛がはえ、とくに脈上に多くはえます。
葉の縁には細かい鋸歯があり、ときに重鋸歯がまざります。
葉柄には上向きの毛が多くはえます。
葉の展開より前に開花します。
花は葉腋につく散形花序に3個つき、淡紅紫色の5弁花で径2cmですが、変異があります。
萼筒は基部が球状に膨らむ短い壺形で、外側に毛が多くはえます。
萼裂片には鋸歯があり、外側に毛が多くはえます。
花柄はほとんどなく、小花柄には斜上する毛が多くはえます。
果実は球形で黒紫色に熟し、渋味があります。
〔栽培〕
増殖は実生、挿木、接木によります。
日当たりと水はけがよい場所を好みます。
庭植えで大木になって困る場合は、木の大きさをコントロールするため、布ポットで根が張るスペースを抑制するとよいです。
苗木のうちは株もとにワラを敷くなどして霜を防ぎます。
また、必要がなければむやみに枝を切らない方がよいです。
病虫害が多いため、注意が必要です。
名前
ベニシダレ(紅枝垂)、ベニシダレザクラ(紅枝垂桜)
生活型
高木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
1月、2月、3月、12月
花咲く季節
3月、4月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
形状
枝垂れ
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯、重鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
散形花序
花弁の数
5
花の色
桃
花径
20
花序の長さ
実の色
その他
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木、接木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
盆栽、鉢植、公園・庭園、街路樹
ハーディネスゾーン
6a〜9b
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
54850
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