植物図鑑
ロドレイア
Rhodoleia属
ロドレイア
学名:
Rhodoleia
〔基本情報〕
常緑低木~小高木。
葉は互生する単葉で枝先に集まる傾向があり、長楕円形~長卵形で、厚みがあります。
葉の縁は全縁です。
枝先の葉腋に複数(ふつう5個)の小花が集まった頭状花序を下向きに出し、着色した花弁状の総苞片に囲まれます。
花弁は2~5個あり、花序の外側にある花弁だけが発達し、淡紅色となります。
萼片はあまり発達しません。
花序全体が、外側の花弁と花弁状の総苞片に囲まれて1個の花のようにみえます。
果実は蒴果で数個が放射状に並びます。
シャクナゲモドキとよばれる中国産の種がよく栽培されています。
〔栽培〕
増殖は実生、挿木によります。
挿木は6~7月ごろが適期で、発根しやすいです。
強い霜や凍結にあわなければ冬越しできるので、関東以南であれば戸外越冬可能です。
日当たりと水はけのよい肥沃な土壌を好みます。
乾燥する場所は避けるかマルチングなどをして株元の乾燥を防ぎます。
水やりは鉢植えの場合は春~秋は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、冬は乾かし気味にします。
地植えの場合は夏に晴天が続いてひどく乾燥しないかぎりは降雨にまかせます。
肥料は元肥を十分に施せばそのあとは特に必要ありませんが、生育が鈍い場合は寒肥として有機質の肥料を株の周りに少量埋めます。
病虫害は特にありません。
〔備考〕
ロドレイアには7~10種がありますが、これらを多型的な1種とみなす考え方もあります。
名前
ロドレイア、シャクナゲモドキ
生活型
低木、小高木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、9月、10月
花咲く季節
2月、3月、4月
実のなる季節
12月、1月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
中国南部~東南アジア
形状
直立、分枝
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
頭状花序
花弁の数
2、5
花の色
桃
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木
日照条件
日向
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
58183
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