植物図鑑
フウリンソウ
ホタルブクロ属
フウリンソウ
学名:
Campanula medium
〔基本情報〕
高さ60~80cmになる一年草または二年草。
全体に軟毛がはえます。
茎は直立して、しばしば赤色を帯びます。
葉には根出葉と茎につく葉があり、根出葉は長さ12~15cmの披針形です。
茎につく葉は互生する単葉で、披針形となり、基部はやや茎を抱きます。
葉の縁には低い鋸歯があります。
花は茎先から出る総状花序につきます。
花は長さ5cmの鐘形で、横~やや上向きに咲き、花の色は青紫、青、桃、白色などがあります。
花冠は先が5裂します。
果実は蒴果です。
〔来歴〕
日本には1870年ごろに渡来しています。
〔栽培〕
増殖は実生によります。
高温多湿に弱いです。
日当たりと風通し、水はけがよく、西日の当たらない場所を好みます。
水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
施肥は元肥を施すほか、開花期間中に液肥を与えます。
花がらはこまめに摘み取るようにします。
病虫害として軟腐病、うどんこ病、ナメクジ、ヨトウムシ、ハダニ、アブラムシなどがみられます。
名前
フウリンソウ(風鈴草)、ツリガネソウ(釣鐘草)、Canterbury bells
生活型
一年草、二年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月
花咲く季節
5月、6月、7月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
ヨーロッパ南部
形状
草丈・樹高
600〜800mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生、根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
花の色
青、紫、桃、白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性
用途適性
花壇、切花、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
軟腐病、うどんこ病
虫害
ナメクジ、ヨトウムシ、ハダニ、アブラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
13602
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