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植物図鑑

ウスベニカノコソウ

ベニカノコソウ属 ウスベニカノコソウ
学名: Centranthus macrosiphon

〔基本情報〕
高さ10~50cmほどになる越年草。
秋に発芽して冬越しして、初夏に開花します。
茎も葉も無毛で、茎は基部からよく枝分かれします。
葉は対生する単葉で、長さ4~7cmほどの広卵形です。
葉の縁には欠刻状に鋸歯があります。
葉柄は茎の下部の葉にだけあります。
茎の上部に円錐状の散房花序を出し、多くの花がつきます。
花は径10~13mmで先が5裂する管状となり、淡い紅色ですが、白色のものもあります。
花筒部は長く、雌しべは花の外に突き出します。
種子には冠毛があります。

〔来歴〕
栽培されていたものが野生化し、石垣やアスファルトのすき間などでみられます。

〔栽培〕
増殖は実生によります。
こぼれダネでもよく増えます。
日あたりと水はけ、風通しがよい弱アルカリ性土壌を好みます。
乾燥した環境を好みます。
半日陰でも耐えますが、花つきは悪くなります。
関東地方以南であれば戸外越冬可能です。
水やりは鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は降雨にまかせます。
冬期は乾かし気味に管理します。
施肥は特に必要ありません。
病虫害は特にありません。

名前
ウスベニカノコソウ(薄紅鹿子草)、ナガバナカノコソウ(長花鹿子草)、long-spurred valerian
生活型
越年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、10月、11月
花咲く季節
5月、6月、7月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
ヨーロッパ南西部、アフリカ北部
形状
草丈・樹高
100〜500mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
鋸歯、欠刻
葉の特記事項
花のつき方
散房花序
花弁の数
花の色
桃、白
花径
10〜13
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
日向
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
必要
土壌酸度
アルカリ性
耐候性
用途適性
花壇、公園・庭園、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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