チャノキ(お茶)の花、見たことがありますか?
秋も深まるこの季節、白い小さな花が、控えめに下を向いて咲いています。
お茶は、ツバキ科ツバキ属です。どおりでツバキに花が似ているはずです。
見た目はとても可愛いお茶の花。
でも、お茶農家にとっては厄介者だといいます。
なぜなら、チャノキの花は、次の年に向けて栄養を貯めなければいけないときに咲くからです。花や実に栄養を取られてしまえば、お茶の収穫量が減ってしまいかねません。また、チャノキの花は、木が弱っているときに咲くともいわれています。そのため、茶畑では滅多に花を見かけることはありません。
でも、厄介者と思われているチャノキの花は、茶葉と同様に飲めるそう。菊の花茶のように、乾燥させたものにお湯を注いで、手軽にいただくことができますよ。
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(エバーグリーン編集部 愛垣)
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