今回は、春の訪れを実感させてくれる「ヤマルリソウ」を紹介します。 直径約1cmと小さく淡青紫色をしており、あまり目立たず見過ごしがちな野草です。
「ヤマルリソウ」は以前紹介させていただいた「ミヤマムラサキ」や「ワスレナグサ」(外来種)および「エゾムラサキ」などの仲間で、花片の形や色が似ています。
「ヤマルリソウ」に出合ったときは、その特徴である白毛が密生する茎や長短2組の毛が散在する葉の表面に触れていただくことをオススメしています。みなさん、その独特な柔らかな手触りに驚かれます。「ヤマルリソウ」は春とともに、あなたに新しい自然を教えてくれるかも知れません!
(山梨市森林セラピー推進協議会 森林セラピスト / 四十物治夫(あいものはるお))
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