ダイコンをたくさん収穫したり、安いので思わずたくさん買ってしまったときには、ダイコンのあっさり酢漬けはいかがでしょうか。まるごと1本使っても、ビニール袋1枚程度におさまるので保存もしやすいですよ。
ダイコンのあっさり酢漬けの作り方
作り方はかんたんです。
- まず、ダイコンをよく洗い薄切りにします。
- 薄切りが苦手な人は、指を切らないようにスライサーを使うとよいでしょう。
- 薄切りにしたダイコンは軽く塩をふり10分程度おきます。
- しんなりしたら水気をしぼります。ビニール袋に酢、砂糖を入れて甘酢をつくります(ラッキョウ酢をそのまま使うのもいいでしょう)。
- お好みで切昆布、ゆずを入れて薄切りにしたダイコンを入れます。
- あとはビニール袋の口を閉めて冷蔵庫へ。3日目からおいしくいただくことができます。
ダイコンの消費に困ったら…
それでもダイコンがまだある……。ひとり暮らしや、夫婦おふたりの世帯などでは大きいダイコンの場合1本でも使い切ることは大変かもしれないですね。そこでオススメしたいのが、切り干しダイコン。その名のとおりダイコンを切って干すだけです。
フードドライヤーを使えばかんたんに作ることができます。ちなみに、凍ダイコンを作りたいときは、一度茹でたダイコンを冷凍と解凍を繰り返しその後乾燥させてつくります。
民間療法としても有能なダイコン
さて、このダイコンですが、ダイコンのど飴で知られるように、ダイコンのおろし汁にハチミツを入れると喉の痛みの緩和に役立ちます。ほかにも、小さく切ったダイコンを砂糖に漬け込み、その汁を飲む方法もあります。新型コロナウイルス感染は喉から……ともいわれていますので、予防として活用してみるというのもアリかも知れませんね。
ほかにも、ダイコンおろしをガーゼなどに包み、土ふまずにのせることで熱さましになることや、ダイコンの絞り汁を鼻につめると鼻つまりの緩和してくれるとされています。クスリが高価だった時代、知恵として民間療法でも使われていたダイコン。試してみてはいかがでしょうか。
余談ですが、昔話に登場するダイコン
そういえば、ダイコンは昔話の「にんじんとごぼうとだいこん」に登場しています。このお話はニンジン、ゴボウ、ダイコンのお風呂の入り方だったように記憶しています。気になる方は調べてみてくださいね。
(グリーンアドバイザー・健康管理士一般指導員 ふじえりこ)