酵素たっぷり、に惹かれて購入
「酵素」の2文字で「美しくなれる!」と思わず手を伸ばしたパパイヤ。実は、拙宅の庭先には10円でたたき売られていたパパイヤの苗がかなり大きく生育しています。このまま冬に枯れてしまうのか、それとも越冬できるのか……。運を天に任せるしかない、とはいえ温暖ないすみ市大原、バナナが実る軒先だってある。「ガンバレ、パパイヤ!!」。なのですが、今回は筆者宅で実ったパパイヤではなく、店頭で購入した青パパイヤで料理してみました。
青パパイヤはそのまんまでは食えないのだ!
完熟したパパイヤなら、半分に切りタネを取ればスプーンですくっておいしく食べることができます。しかし、青パパイヤは硬い。そしてそのままではアクも強く苦いです。青パパイヤを食するためには、半分に切り、タネを取り、さらに皮をむいて切らなければなりません。切ればOKではなく、アクを水に晒すことも忘れずに。水に晒し、食べてみて大丈夫ならそこから調理をスタート。それでもやっぱり「アクは苦手」という方は、沸騰した湯に入れ、さっとゆがくことをオススメします。ゆがいて水気を切ればビニール袋に入れて冷凍保存も可能です。
ピーラーで皮を剥きますが、肌が弱いかたはアレルギーに注意しましょう。
ゆがいたら湯を切り、ビニールなどに入れることで冷凍保存が可能になります。
肉との相性最高!
アクぬきした青パパイヤはクセもないので、細切りにしてサラダ、薄切りにして肉と炒めたり煮たりして食べることができます。筆者は薄切りにしたものを豚肉と炒め、味付けはすき焼きのタレを利用して仕上げました。なんと、青パパイヤの酵素の力が、お安いお肉もジューシーに仕上げてくれます。
青パパイヤにはすご~い栄養が
完熟パパイヤではなく、青パパイヤにはタンパク質分解酵素パパインが含まれていることが知られています。そのため、パパインを含む青パパイヤを食べると、食材が効率よく消化されるのだとか。この青パパイヤの酵素は消化と分解をサポートしてくれるので、デトックス効果もあることが知られており、美容や健康面で注目されているのです。そのため、ネットなどで「青パパイヤ」と検索する多くの健康や美容商材にヒットします。
(グリーンアドバイザー/ふじえりこ)