ヤハズエンドウ

ソラマメ属 ヤハズエンドウ
学名： Vicia sativa subsp. nigra var. segetalis

〔基本情報〕
道端や空き地でみられる一年草または越年草。
茎はつる状に1.5mほどまで伸びます。
葉は互生する偶数羽状複葉で、4～8対の小葉からなります。
小葉は長さ2～3cm、幅0.4～0.5cmの狭倒卵形で、先が矢筈状に浅く凹みます。
葉の先には3つに枝分かれする巻きひげがあります。
托葉は深く2裂して、褐色の腺点（蜜腺）があります。
葉腋に紅紫色の蝶形花を1～3個つけます。
萼は5裂して、裂片はすべてほぼ同じ長さになります。
果実は豆果で、長さ3～5cm、幅0.5～0.6cmの広線形となり、表面は無毛、黒く熟して裂開します。
球形の種子が5～10個入ります。