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植物図鑑

サルトリイバラ

サルトリイバラ属(シオデ属) サルトリイバラ
学名: Smilax china var. china

〔基本情報〕
低山の林縁や乾いた尾根のマツ林などでみられる半常緑つる性半低木。
太い根茎があります。
茎は緑色でかたく、丈夫な刺があり、節ごとにジグザグに曲がります。
勢いのよい枝はまっすぐに伸びて長さ3m以上になります。
茎は2~3年ごとに枯れて新しい茎と入れ替わります。
葉は互生する単葉で、長さ3~12cmの卵円形で厚みがあり、表面には光沢があり、3~5本の葉脈が目立ちます。
葉の縁は全縁です。
葉柄には托葉が変化した一対の長い巻きひげがあり、他のものに絡みます。
葉は秋に黄葉します。
雌雄異株です。
雄花・雌花とも葉腋に出る散形花序に多数つき、淡い黄緑色の6弁花です。
果実は径7~9cmで球形の液果で赤く熟します。

〔利用〕
実のついた枝を切り花として利用します。
根茎は薬用に利用されます。
西日本ではカシワの代わりに葉で餅を包みます。
成葉は茶の代用となります。

名前
サルトリイバラ(猿捕茨、菝葜)、コミノサルトリイバラ
生活型
つる性木本
常緑・落葉
半常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月
花咲く季節
4月、5月
実のなる季節
9月、10月
葉の鑑賞期間
10月、11月
分布または原産地
日本(北海道~九州)、朝鮮、中国、台湾、ミャンマー、フィリピン、タイ、ベトナム
形状
つる
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
散形花序
花弁の数
6
花の色
黄、緑
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
黄、緑
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
切花
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用、飲用、リース、生け花
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
19456
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