植物図鑑
リュウノウギク
キク属
リュウノウギク
学名:
Chrysanthemum makinoi
〔基本情報〕
日当たりのよい山地の崖でみられる高さ40~80cmの多年草。
細長い根茎をもちます。
茎は枝分かれします。
葉は互生する単葉で、長さ4~8cmほどの卵形で3裂し、裏面は灰白色となります。
短い葉柄があります。
枝先に1つ頭花をつけます。
頭花は径2.5~5cmで、舌状花は白または淡紅色で、管状花は黄色です。
果実は痩果です。
〔利用〕
全草を浴湯料とします。
〔栽培〕
増殖は挿芽や芽分けによります。
風通しと日当たり、水はけのよい場所を好みます。
日当たりが悪いと花つきが悪くなります。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は降雨にまかせます。
肥料は元肥を施せば特に必要ありません。
病虫害としてはうどんこ病、灰色かび病、黒斑病、褐斑病、アワダチソウグンバイ、キクスイカミキリ、アブラムシ、ヨトウムシ、アザミウマ、ハダニなどがあります。
〔備考〕
茎や葉に竜脳に似た香りがあります。
名前
リュウノウギク(竜脳菊)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
2月、3月
花咲く季節
10月、11月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:宮城県・新潟県以西、四国、九州:宮崎県)
形状
草丈・樹高
400〜800mm
葉の形
分裂葉
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
頭状花序
花弁の数
花の色
桃、白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
挿芽
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、公園・庭園、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
うどんこ病、灰色かび病、黒斑病、褐斑病
虫害
アワダチソウグンバイ、キクスイカミキリ、アブラムシ、ヨトウムシ、アザミウマ、ハダニ
香り
味覚
食用
毒性
有用
浴用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
日本固有種
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
70807
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