植物図鑑
ハナイソギク
キク属
ハナイソギク
学名:
Chrysanthemum ×marginatum
〔基本情報〕
栽培のキクとイソギクの雑種で、海岸の崖地でみられる多年草。
葉は互生する単葉で、倒披針形~倒卵形となり、厚みがあります。
葉の縁は全縁または上部が浅く羽状に裂けます。
葉の表面には白色の毛が少しはえて白みを帯びた緑色、葉の縁は白く縁どられて見えます。
茎の上部に密な散房状の花序を出し、頭花を数多くつけます。
頭花は黄色の管状花と、白または黄色の小さな舌状花からなります。
〔栽培〕
増殖は挿芽や芽分けによります。
風通しと日当たり、水はけのよい場所を好みます。
日当たりが悪いと花つきが悪くなります。
また風通しが悪いと株が蒸れて、病気や下葉が枯れる原因となります。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
庭植えではとくに潅水は必要ありません。
乾燥には比較的強いですが、水切れを起こすと下の葉が枯れあがります。
ただし、土壌水分が多すぎると根腐れをおこすので、庭植えの場合は10~30cmほど盛土をするとよいです。
肥料は特に必要ありませんが、リン酸とカリウム分が多い肥料を春から秋に与えると花がよくつきます。
5~8月に摘心をおこなうと脇芽が出て、枝数が増えるので、株にボリュームが出ます。
花芽は夏につくられるのでこれ以降に摘心をおこなうとその年は花が見られなくなります。
花後に1/2の高さまで強く切戻します。
病虫害は特にありません。
名前
ハナイソギク(花磯菊)、サトイソギク(里磯菊)、シモカツギ、ウゴシオギク
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月
花咲く季節
10月、11月、12月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
形状
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)、分裂葉
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
頭状花序
花弁の数
花の色
黄、白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
挿芽
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、公園・庭園、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
4100
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