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植物図鑑

コガネバナ

タツナミソウ属 コガネバナ
学名: Scutellaria baicalensis

〔基本情報〕
高さ30~120cmの多年草。
径2cmほどで断面が黄色い根茎をもちます。
茎は下部が横に這って広がり、上部で立ち上がります。
葉は対生する単葉で、長さ1.5~4.5cm、幅0.3~0.5cmの披針形で、縁は全縁です。
茎先に穂状の花序を出し、花は2個ずつ一方向に偏ってつきます。
花冠は青紫色で、長さ2~3cmほど、筒部が基部で折れ曲がって立ち上がる唇形花で上唇はかぶと状となり、下唇は3裂します。
果実は分果です。

〔利用〕
根茎は黄岑(オウゴン)とよび、生薬として利用されます。

〔栽培〕
増殖は実生、株分け、挿芽によります。
日当たりと水はけと風通しがよい場所であれば土質は特に選びません。
過湿を嫌うので、鉢植えの場合は土が乾いてからたっぷりと与え、地植えの場合は降雨にまかせます。
肥料が多すぎると茂りすぎて草姿が乱れるので、元肥を施せば特に必要ありません。
病虫害は特にありません。

〔備考〕
名は根茎の色に由来します。

名前
コガネバナ(黄金花)、コガネヤナギ(黄金柳)、オウゴン(黄岑)、バイカルタツナミソウ、Baikal skullcap
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
2月、3月、9月、10月
花咲く季節
7月、8月
実のなる季節
8月、9月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
朝鮮、中国、モンゴル、シベリア東部
形状
草丈・樹高
300〜1200mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
穂状花序
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
種、株分け、挿芽
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性
用途適性
花壇、公園・庭園、コンテナ、ベランダ、ハンギングバスケット
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
75670
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